ホワイトタイガーどうした日記

目が青く、体が白く、肉球が肌色のトラ。

ビジネス英語は覚えてもそれを定着しないといざという時使えない

英語って、中学・高校と習ってその時には理解できたと思っても、テストでなかなか思ったような点数が取れなかったという経験がありませんか?それは莫大な量の単語やイディオムを忘れてしまうことに一番の原因があると思います。

私は人に英語を教える仕事をしていた時期がありましたが、生徒の多くはこの単語力が決定的に欠落していました。単語がわからないのでは、文法を理解していても長文読解ができません。結果、教えるというよりかは単語を暗記してきてねというタイプの子も多かったです。このように、一度習った事でも定着させずに忘れていってしまうと使いたい時に使うことができません。ビジネス英語だってそうだと思います。

 

ビジネスの場でよく使われるフレーズを便利だと感じ、折角覚えたとしても、それは使わなければ多くの人が忘れてしまうものです。短期記憶には残っても、そのまま放置することで長期記憶には残ってくれません。私は海外に少しだけ行ったことがありますが、中には耳で聞いて、それがどんなシチュエーションで使われたか、相手がどんな返事をしたか、どんな反応だったかを見て、何という意味だったかを理解したことがあります。だから単語のスペルなんて知りませんし、文法なんて考えたことすらありませんが、それでも同じような場面が来たら自分で使っていました。相手の反応は私が思っていたものと合っていて、自分が使ったことによりこの表現は覚えました。習ったら使う、この繰り返しがビジネス英語においても重要だと思います。